1. 導入の背景
働く場所に関わらず、社員同士が活発にコミュニケーションをとる組織を作りたい
Palette.の導入前に抱えていた組織や業務の課題について教えてください。
中森様:
導入前の弊社の課題として、社員同士のコミュニケーションが少なく、組織が活性化出来ていないというものがありました。IT企業ということもあり、客先常駐の社員が多く、現場に行ってしまうと会う機会も少なくなるので、上手くコミュニケーションが取れなかったんです。
過去にはこの課題を解決すべく、社内報として新聞を発行したり、上司が部下へ感謝や良かったことを伝える「サンクスハガキ」を郵送したり、上司と飲みに行くとスタンプがもらえて賞与に上乗せするスタンプラリーを作成したりと、様々な取り組みを行ってきましたが、
時間がかかる上に大変で、どれも長くは続きませんでした。
コロナウイルスの大流行により皆同じ状況だろうと
組織活性化に対する取組みも疎かになっていたころ、御社でPalette.のお話を伺いました。
御社はコロナ禍になる前から、
工夫してサービスを運営し、様々な情報をデータ化し社員とコミュニケーションを取って
どんどん組織を活性化させていってることを知り、感銘を受けました。
解決したい課題としては、まさにPalette.のコンセプトそのものです。
テレワーク等関係なく、社内コミュニケーションを積極的に取り、少しでも組織を活性化できればと考えたからです。
2. 導入の決め手
コミュニケーションで後れを取るわけにはいかないという「危機感」
導入の決め手やきっかけは何でしょうか?
中森様:
初めてPalette.のご紹介を頂いた際に、
他の会社も御社と同じような取組みをしていたら遅れを取ってしまう、と危機感のようなものを感じました。変な話かもしれませんが、それがPalette.を導入したきっかけです。
Palette.は社内のコミュニケーションツールとして、本当によく考えられているサービスだと思います。
コロナ禍になる前から、サービスを上手に活用し、社員と良質なコミュニケーションを取っている。
そんな会社に勝てるわけがないだろうと思ったのが一番印象に残っています。
Palette.のどんな点に惹かれましたか?
中森様:
Palette.を利用したコミュニケーションの取り方や、入力さえすればデータが蓄積され、
様々な情報の見える化が出来る点、その整理の仕方も、正直度肝を抜かれた部分はありました。
社内DXとして本当に必要なものを作られているので、
御社のサービスは納得や共感ができるものばかりなのも、導入の決め手となった大きな要因です。
3. 導入の効果
掲示板と日報で報告のハードルが下がり、社員との関係の質アップ!
導入後に最も効果を感じた機能は何ですか?
林本様:
掲示板ですね。既読機能で誰が読んだのか分かるのがとても気に入っています。
今はメールと掲示板を併用していますが、全社員にメールを飛ばしても、正直読んだか読んでいないのか分かりません。掲示板なら書くのも簡単ですし、簡単に周知出来るのが便利です。
中森様:
私は日報ですね。毎朝出勤したら、日報のいいねを押しています。
私自身は細かい業務内容まで把握する必要がないので、それ以外の内容で気になることがないかに注視しています。
ダッシュボードで一覧化され、簡単に確認できるので、
効率的に社員の変化に気付けるようになったのはとてもありがたいです。
導入後にはどのような変化がありましたか?
中森様:
プロジェクト管理で整理しデータの見える化をするだけで残業が減り、
余った時間をプラスの動きに転じることができました。
IT企業としては、年に数件炎上があるだけでも、
粗利直結且つマイナスイメージが大きい上に、社員も疲弊します。
なので炎上は絶対に早期把握し、解決しておきたいポイントなんです。
特に若手社員はお客様や社内に上手く相談できず、一人で頑張って疲弊してしまいがちです。
データの見える化をすることで早期に異変を察知し、手助けができるので嬉しいです。
御社での赤字プロジェクトが80%なくなったというお話にも頷けます。
4. 今後の目標・展望
社長自ら掲示板投稿で関係の質アップ
今後はPalette.を活用して、どのようなことに取り組んでいきたいですか?
中森様:
社員の報告のスキルを上げるため、
ダッシュボードで、 部下全員の日報を見るような使い方をしようかなと考えています。
林本様:
業績順や業績アップ率順と、日報提出率、返信率が活性化しているところは
ランキングが一致していたというお話をお伺いしましたので、
競争原理でどんどん日報を活用していけるように頑張ります。
中森様:
掲示板投稿での周知も、今は林本主体で行ってくれていますが、
組織を活性化するためには大事なことだと思うので、私もこれから月1回程度の頻度で投稿しようと考えています。元となるデータはほぼPalette.で出てくるのでそんなに大変でもないですし。
また、1on1MTGは、会社の指示としてやらせようと思っています。
1on1を行ったらスタンプがたまっていくスタンプラリー等、
今までの取組みをPalette.に落とし込んでみるのも良いですね。
組織活性化に向けて順次機能を浸透させていくという形になるのですね。
中森様:
そうですね。今はPalette.で色々実験をしている段階です。
人が相手ですから、なかなか時間はかかりますが、効果が出るのが楽しみです。
弊社も御社の知恵を借りてPalette.を上手に運用していきたいです。